腎臓病
腎臓病であっても漢方では腎臓そのものの弱りで発症しているのかそれとも悪いところが別にあり、その影響で腎臓に負担が
きて発症しているのか区別する必要があります。又逆に腎臓が悪いために他の臓腑に影響を及ぼす事もあります。

膀胱炎・尿道炎
急性の膀胱炎は主に大腸菌などの感染によって起こり、尿道炎はクラミジアや淋菌によるものがあります。
尿道炎も膀胱炎と類似の症状(頻尿・排尿痛・膿尿)を表します。これらは腎臓そのものの弱りではないと思われます。

前立腺肥大症
50歳以上の男性に起こることが多い疾患で前立腺の内腺が肥大して尿道を圧迫し排尿障害を起こします。
これは腎臓そのものが弱った為に起こる症状です。
腎臓を潤す必要があります。又、慢性化すると血の流れが悪くなります。

腎炎・ネフローゼ症候群
腎臓の濾過装置である糸球体が侵されて尿中に多量のタンパクが出る為、血液中の必要なタンパクが減ります。
慢性化すると尿の異常や浮腫と倶に疲労感・腰痛・動悸などの症状が見られる様になります。
漢方では水分代謝に異常をきたした水毒と考えますが、これは腎臓だけでなく腎臓に栄養を送る消化器系の弱りもあると考えます。

尿路結石・血尿
腎臓で出来た石が尿管を通過する時に痛みを発し同時に尿管を傷つけます。
朝一番の排尿後に痛みが起こることが多い様である。痛む部位は片側の腰で腎臓付近である。
時に鼠径上部も痛み激しい時は吐き気が有り血尿も出ます。
血尿がある場合は尿路結石か膀胱炎・尿道炎などが考えられます。

小便不利・小便自利
小便不利とは尿量も回数も少ない状態です。小便自利とは尿量も回数も多い状態です。
これらは膀胱への寒熱の影響で変化します。便の状態とも関係します。
五臓六腑の何処が弱っているか問診します。